6月29日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,912円/g

昨日(6月27日)、ニューヨーク貴金属市場の金は上昇。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え様子見ムードが広がるなか小幅上昇。この日欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を受け、ECBが金融緩和政策からの出口戦略を模索する時期はそう遠くないとの観測が浮上し、外為市場でユーロ高、ドル安が進行。これを受け金は買われた。ただ、本日発表された6月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、米景気の先行き不透明感がやや後退したため、売られる場面も見られ、終盤にかけ前日比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。一方、白金は上昇。この日も新規材料がなく金に連動し小幅高で引けた。

2017年6月29日更新

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