9月13日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,126円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。北朝鮮情勢に対する過度の懸念が後退し安全資産としての金は下落。北朝鮮が新たな挑発行動を起こさなかったことや、米国で発生したハリケーン「イルマ」の勢力が弱まり熱帯性低気圧へ変化したことを背景に、投資家が過度なリスク回避姿勢が後退し、安全な資産とされる金の魅力が低下した。ただ「国連安全保障理事会は前日、対北朝鮮の追加制裁決議を全会一致で採決したが、北朝鮮はこれを拒否すると表明するなど」地政学的なリスクは燻っているため、下げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。新規材料がないなか、金の下落に連動し売られた。NY外為市場で北朝鮮の緊張緩和からドルが買われ対円で110円台に上昇。

2017年9月13日更新

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