12月22日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,026円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。米経済指標の発表を受け、金は小幅上昇。米商務省が朝方に発表した7月~9月期の実質GDP(国内総生産)確定値は季節調整済年率換算で前期比3.2%増と11月末発表の改定値(3.1%増)から下方修正され、市場予想3.3%増も下回った。加えて最新週の新規失業保険申請件数も、季節調整済で24万5000件と2万件増加したことで金は買われた。しかし、米税制改革案法案が前日に議会を通過したことで、投資家のリスク選考が強まり終盤にかけ金は売られ上げ幅を縮小、前日比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。一方、白金は下落。新規材料のないなか、終盤にかけ金の軟調の流れを受け小幅安で引けた。米株価上昇には反応は示めさなかった。

2017年12月22日更新

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