3月12日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,955円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。朝方は軟調に推移。トランプ米大統領が8日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する用意があると表明したことから、朝鮮半島情勢の緊迫化に対する警戒感が後退し、金は軟調に推移。加えて本日発表された2月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が市場予想を大幅に上回る良好な内容となったことから、外為市場でドルが対ユーロで堅調となり金は売られた。その後、同時に発表された平均時給が前月比、前年同月比ともに市場予想を下回ったことから、ドルが売られると金は買い戻され、終盤にかけ小幅高で引けた。一方、白金は上昇。朝鮮半島の緊迫化後退を受け、米株価大幅上昇に好感し買われた。

2018年3月12日更新

まずはお気軽にお問い合わせ下さい
電話:03-3558-0888
Eメール:gold@seiyudo.com

金価格・金価格動向