3月15日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,929円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の講演を受け、ECBが金融緩和策の正常化を進めるのに慎重との見方が広がったことから、ドルが対ユーロで堅調に推移。これを受け金は軟調に推移。ただ、米トランプ大統領が中国に新たな関税の適用を検討していると報じられたことを背景に、貿易摩擦激化への懸念が再燃し、安全資産とされる金は買われ、前日比ほぼ変わらずの小幅安で引けた。一方、白金は下落。金の下落に連動した他、米株価下落を受けた売りに押された。ただ、値下がりによる安値拾いも見受けられ下げ幅は限定的となった。

2018年3月15日更新

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