6月6日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,998円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。朝方は軟調に推移。本日発表された5月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数が58.6と市場予想を1.8ポイント上回ったことに加え、4月の米JOLTS(求人労働移動調査)求人件数が過去最高を記録するなど良好な米経済指標を受けて、金は軟調に推移した。しかしその後、イタリアのコンテ新首相が所信表明演説後に、ユーロ離脱について「一度も考えたことがない」と述べたことで、外為市場でユーロが対ドルで上昇。この流れを受け金は買い戻され小幅上昇して引けた。一方、白金は下落。新規材料のないなか、米株価下落を受けた売りに押された。

2018年6月6日更新

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