6月26日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,865円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。世界的な貿易摩擦激化による商品需要の減少観測を受け金は下落。欧州連合(EU)が米国の鉄鋼・アルミに対する追加関税への報復措置を決めたことに対し、トランプ米大統領が前週、EU産自動車に20%の追加関税を課す可能性をツイッターに投稿。また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が、米政権が中国への技術流出を防ぐため、中国資本が25%以上の企業が「産業上重要な技術」を持つ米企業を買収することを禁じる規制強化案を検討していると報じたことで、世界的な貿易摩擦の激化懸念が強まりから安全資産としての金を買う動きが強まった。ただ、世界経済が低迷するとの懸念から商品全般の需要が落ち込むとの見方が相場を圧迫し金は終盤にかけ小幅安で引けた。一方、白金は下落。金の下落に連動し売られた。

2018年6月26日更新

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