8月31日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,666円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。外為市場でトルコ・リラが大幅安となったほか、アルゼンチン・ペソの急落、南アフリカランドが下落するなど、新興国通貨の不安定な値動きを手掛かりにドルが買われたため、金は売られた。加えて本日発表された7月の個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比2.3%上昇と、6年4カ月ぶりの高い伸びを記録したことで、米国の利上げ観測が改めて意識されたことも売に繋がった。米メディアがトランプ大統領が、2000億ドル規模の中国製品に対する関税を来週発動させる意向と報じたことで、中国の金需要が落ち込むとの見方も相場の圧迫要因になったとみられる。ただ、節目とされる1200ドル台では買いも見られ、下げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。金の下落に連動した。ただ、金同様に値下がりによる買戻しも見られ、小幅安で引けた。

2018年8月31日更新

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