9月18日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,700円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。朝方は対ユーロでのドル安基調を背景に、金の割安感が生じて堅調に推移。ただ、その後、 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは15日、トランプ政権が2000億ドル相当の中国製品に関税を上乗せする第3弾の追加制裁措置を17日か18日に表明する方針だと報道。16日には、米政権が制裁措置第3弾を表明するなら、中国政府は米国との貿易協議を拒否することを検討していると報じた。こうした報道を受けて両国間の通商摩擦激化への懸念は再燃し、これに伴い金消費大国である中国の需要も減退するとの見方が市場に広がり上げ幅を縮小して引けた。一方、白金は上昇。金の上昇に連動し買われた。ただ、上げ幅限定的となった。

2018年9月18日更新

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