2月22日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,725円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は小幅続伸。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあるほか、ワクチン普及への期待を背景に、世界的に金利が上昇している。金は安全資産としての需要減退に加え、金利を生まない資産保有による機会損失としての見方から売られやすく、今週は一時的に8カ月ぶりの安値に沈み小幅続伸。軟調に推移していたが、外国為替市場でドル売り・ユーロ買いが進行したことを受けて割安感が生じ、プラス圏に浮上。ただ、米長期金利の上昇を眺めて上値は抑えられ、午後には上げ幅をじりじりと縮小する展開となった。

2021年2月22日更新

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