12月3日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,864円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は下落。米中首脳会談を控え様子見ムードが漂うなか小幅下落。外為市場での対ユーロでのドル安基調が一服したことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて浮上した利上げ打ち止め観測を背景に、買われていた金もこの日は利食い売りに押された。ただ、本日から開催の20カ国・地域(G20)首脳会議と、その後開催見通しの米中首脳会談を待ちたいとの思惑から様子見ムードも漂い、下げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。2018年の世界の白金需給バランスが15.71トンの供給過剰と19年の需給バランスは14.15トンの供給過剰予想が示されことにより大幅下落。節目とされる800ドル台を張り込み約2か月半ぶりの安値を付けた。

2018年12月3日更新

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