3月15日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,068円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場は1ドル111円後半。英の欧州連合からの離脱をめぐる議会が前日に「合意なき離脱」の是非を問う採決で不支持を議決し市場の過度な警戒感が後退し円売りドル買い優勢の展開となった。NY金は1OZ=1300ドルの節目を割り込んだ。英による欧州連合からの「合意なき離脱」がひとまず回避され買われていた金相場に利食い売りがでて下落した。欧州株が軒並み上昇し外為市場でドルがユーロに対して反発し、ドル建て取引の金相場は割高感からも売られる要因となった。ただ、米中貿易摩擦解消に向けた首脳会談が早くても4月になるとの報道も、交渉長期化に対する懸念感が強まり金相場を下支えする底堅さが見られた。

2019年3月15日更新

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