6月19日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,111円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、追加金融緩和に踏み切る可能性を示唆。金利を生まない金が買われ、一時1,358.50ドルまで上昇した。その後、トランプ米大統領がG20に合わせて米中首脳会談を行うと表明したため、米中間の貿易交渉妥結への期待が浮上。投資家のリスク選好意欲が高まったことから、安全資産とされる金は売りを浴び、相場は朝方にいったん上げ幅を一掃した。ただ、米欧の金融緩和への期待に支えられた買い戻しの勢いは根強く、売り一巡後は堅調に推移した。

2019年6月19日更新

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