10月9日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,732円/g

 昨日のニューヨーク貴金属市場の金は小幅下落。NY金は9日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードの中小幅ながら3営業日続落する形となった。その後の取引では米連邦準備制度委員会(FRB)のパウエル議長が会合で、世界経済のリスクを背景に追加利上げの姿勢を示唆し、保有資産を再び拡大させる考えも示したことから、金利を生まない資産である金を買い戻す動きが広がった格好。白金も小幅ながら続伸。FRB議長の発言を受けて金が上昇したことにより値を伸ばして終了した。

2019年10月9日更新

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