6月15日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,625円/g

 先週末のニューヨーク貴金属市場の金は小幅反落。米ミシガン大学がこの日朝方発表した調査によると、6月の消費者景況感指数は78.9と、前月の72.3から上昇。市場予想の75.0も上回った。これを受け、安全資産とされる金の需要は減退し、下値を切り下げ、小幅反落となった。ただ、米国では停滞していた経済活動の再開や、黒人暴行死への抗議デモ活発化で、感染第2波への懸念が高まっている。また、連邦準備制度理事会(FRB)は今週開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利と量的緩和の維持を決定しており、これらが金の下値を支える格好となっている。

2020年6月15日更新

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