1月7日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,057円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は6営業日ぶりに急反落。米ジョージア州の上院選決選投票で民主党が2議席を獲得し上院でも多数派を確保する見通しとなり、大規模な財政出動が可能になるとの見方から、米10年債利回りが大幅に上昇し、金利を生まない資産である金の投資妙味が薄れた。さらにドルが買い戻しで上昇したことから、利益確定の売りが台頭し、1900ドル付近まで急落した。ただ、財政出動による国債増発はインフレ高進を招くことから、長期的なインフレヘッジ目的の金買いが相場を支え、今朝のNY金は1920ドル台で取引されている。

2021年1月7日更新

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