3月8日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,601円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は続落。米長期金利の指標である10年物国債利回りがこの日、再び一時1.6%台に上昇。金利を生まない資産である金に引き続き売り圧力がかかり、3日続落。朝方発表された2月の米雇用統計は非農業部門就業者数が前月比37万9000人増と、市場予想を大幅に上回った。これを受けて、ドルの対ユーロ相場が上下に振れ、つれて金も売り買いが交錯したものの、一時的な動きにとどまった。ただ、短期間で急速に売られたこともあり、1700ドル付近では安値拾いの買いが入り、下げ渋る動きも見られた。

2021年3月8日更新

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