6月29日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,007円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金はほぼ小幅続伸。ドル高・ユーロ安の動きを眺め、ドル建ての商品として割高感が強まった金は売りが先行。しかしその後、米長期金利の低下などを背景にドルが上げ幅を縮小すると、金は買い戻され、小幅続伸した。デルタ株によるコロナ感染が拡大し、アジアやオーストラリアの一部で規制強化が始まっており、安全資産としての買いも金相場を支えた。ただ市場には、今週末に発表される6月の米雇用統計を見極めたいとの気分も広がっており、方向感に乏しい値動きとなった。

2021年6月29日更新

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