8月16日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,960円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反発。米ミシガン大学が午前に発表した8月の消費者景況感指数(暫定値)は7.02と、前月の81.2(確報値)から急低下し、約10年ぶりの低水準となった。新型コロナウイルス変異株の感染拡大が悪化の要因とみられ、これを受けて早期の金融緩和縮小への警戒感が後退。ドル売り・ユーロ買いの流れが継続し、ドル建ての商品として割安感が増した金は買いが膨らんだ。米長期金利の低下も、金利を生まない資産である金の買いを後押しした。

2021年8月16日更新

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