10月11日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,021円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は小幅続落。この日発表された9月の米雇用統計で就業者数の伸びが市場予想を下回ったことを受け、金相場は一時1782ドル近辺まで上昇した。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和の縮小開始を遅らせるほどの悪い内容ではないとの見方が台頭すると、利益確定の売りも加わり、上げ幅を縮小。その後は米長期金利が1.6%台に一時上昇したことが金利を生まない資産である金の圧迫要因となり、軟調に推移した。

2021年10月11日更新

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