3月10日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,199円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。バイデン米大統領は8日、ウクライナに侵攻を続けるロシアへの追加制裁として、ロシア産の原油、液化天然ガス(LNG)などエネルギーの輸入を全面的に禁止すると発表した。ただ、9日には米国内のエネルギー供給への影響は限定的との観測が広がり、原油相場が急落。エネルギー価格高騰による個人消費の鈍化やインフレ加速への懸念がひとまず和らぎ、投資家心理が改善した。株式などリスク資産が買われる一方で、安全資産とされる金塊は売りに押された。米長期金利の上昇も、金利を生まない資産である金の圧迫要因。

2022年3月10日更新

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