8月10日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,630円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は堅調。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比7.1ドル高の1812.3ドルとなった。10日に7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて全般的に様子見姿勢が強まる中、対ユーロでのドル安を受け、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。市場予想では、米CPIは前年同月比8.7%上昇となり、前月の9.1%上昇から伸び率が縮小すると予想されている。インフレ圧力が後退すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げ観測が後退するため、短期的には金利を生まない資産である金にとっての支援材料となる。

2022年8月10日更新

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