10月31日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,648円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比20.8ドル安の1644.8ドルとなった。米商務省が28日に発表した9月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比6.2%上昇し、依然として米国のインフレ圧力が強いことを示す内容となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による積極利上げ観測が強まると共に、米長期金利が上昇。また、日銀が超低金利政策を維持したことで、日米の金利差を意識した円売りドル買いが進行。11月1日、2日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えることにも調整の売りが誘われ、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

2022年10月31日更新

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