7月11日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,676円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。CMEグループのフェッドウオッチでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が25、26両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%利上げを決定することを市場は9割超織り込んでいる。ただ、前週末に発表された米雇用統計がやや弱めの結果となり、FOMCメンバーの大多数が支持する「年内2回の利上げが妥当」との見解に対して、一部で懐疑的な見方が浮上。今後の金融運営スタンスを巡り、米労働省が12日に発表する6月の消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの思惑が広がった。

2023年7月11日更新

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