金の価値はどうして高い?

なぜ金の価値は高いの?

金は、希少性、加工のしやすさ等、便利な金属です。
その価値は、お金として、貨幣経済のおおもとになっていたほどです。
どうして金にはそれだけの価値があるのでしょうか。

金は埋蔵量が少ない

金の1kgインゴット ダイヤモンドは、宝石の王様といえる高価な宝石です。しかし、それ程珍しい鉱石ではないです。元素が炭素であり、合成することも出来、埋蔵量もかなりのものです。
ダイヤモンドは、産出、販売を規制して価格・希少性を保持しているともいわれています。

一方、金の埋蔵量は地球上の大半を掘り尽くしたといわれており、その全体の埋蔵量も極端に少ないです。人類が今までに掘り起こした金はプール3杯分と言われており、もし地球の全てを掘り起こしたとしても、埋蔵量は残りプール1杯分しかないとされています。
金は絶対的な量が少ないのです。
良質の金山がある南アフリカで1トンの金鉱石を掘り出して、それを精錬して取れる金の量はだいたい3~5グラム。いかに金が希少であるかわかると思います。

金は世界最初の通貨です。金は腐食しない、見た目が美しい、量は少ないが以外と掘削精錬が楽である、といった理由で昔から重宝されてきました。
そして、金は貴重なものという認識があるので、世界中どこへいっても相応の品物と交換してくれます。

金は流通自体が少ないのですが、その他にもう一つ大事な事情があります。
各国が多かれ少なかれ金を備蓄しており、こうしたストック量だけで、現在まで掘り出した総重量15万トンのほぼ半分の7万トン以上の量に達するといわれています。

代替できない金

金は装飾品としての他にさまざまなところで用いられています。
その種類や数や用途の広さは多岐にわたり、中には金でなければならない代用が利きにくい物も沢山あります。
また、現在では工業用としても利用されています。工業用としても、金の価値は高く、もっとも金を必要とする最先端エレクトロニクス産業にとってなくてはならないものです。
このように、金は替えがきかない、なくてはならないものなのです。

信頼できるのはmoneyではない 金の普遍的な価値

金の小分けは誠友堂 1万円札の原価は20円くらいです。しかし、日本国政府が1万円の価値を保障しているので、日本はもちろん海外に行っても1万円分の品物を購入する事が出来ます。
しかし、もしも日本が今にも潰れそうな状況になったら……。
他国は、いつ紙屑になるかも知れない1万円札に1万円分の品物を渡す事が出来ません。しかし、"金"であれば、どこの国でも普遍的に価値が認められています。当然、1万円分の"金"で1万円分の品物を購入する事ができます。ただし相場の変動があります。
つまり、"金"の価値を保障するのは日本ではなく、金の価値を認める全ての国なのです。自国がどんな状況であっても、"金"は"金"としての価値を保持するのでどんな国であっても、いざという時の為に金を備蓄しているというわけですね。
"金"は国境を超える通貨である、という言葉があるくらいです。

金を小分けして上手に節税

そのまま売却すると多額の税金が……

このように貴重な金ですが、いざ金の1kgインゴットや500gインゴットを売却すると多額の税金がかかる可能性があるのをご存じですか?
また、1kgインゴットや500gインゴットを売却すると、住所・氏名・マイナンバー等が記された「支払い調書」が税務署に提出されます。
銀座 誠友堂で金の精錬加工をし、100gインゴットに小分けすることで、税金の控除額内での売却や、支払い調書の提出義務が生じない200万円以下での売却が可能になります。
金を小分けして賢い節税をしましょう。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい
電話:03-3558-0888
Eメール:gold@seiyudo.com