6月21日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,971円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は続落。セントルイス連銀のブラード総裁は朝方、CNBCテレビのインタビューで、2022年終盤の利上げ開始を見込んでいると述べた。一段の利上げ前倒しへの警戒感から米長期金利が上昇し、ドル買いが再燃。ドル建ての商品として割高感が増した金を売る流れが強まり、続落した。安値圏では押し目買いも入ったが、金は終日、売り圧力にさらされた。市場の関心は、量的金融緩和の縮小など、米連邦準備制度理事会(FRB)の出口戦略に向けた次の動きに向かっており、来週22日に行われるパウエルFRB議長の議会証言などに注目している。

2021年6月21日更新

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