10月24日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,098円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。値下がりによる安値拾いの買いで上昇。朝方は軟調。世界的な株高基調や米税制改革案実現への期待感などを背景に投資家がリスク選好姿勢を強めていることから、金が売られやすくなっている最近の流れを引き継ぎ軟調に推移した。しかし取引終盤にかけて、売り過剰感の高まりなどから安値拾いの買いや、米株価が史上最高値更新後に伸び悩んだことから、金は買い戻され終盤にかけ小幅上昇して引けた。市場関係者の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事が正式に発表されるまでは方向性に乏しい展開が続くと見る向きが多い。一方、白金は上昇。金の値動きに連動し小幅上昇して引けた。南アフリカ大手鉱山会社のロンミンがクリスマスまでに1000人超の人員削減計画があることを発表したが、相場には影響を与えなかった。

2017年10月24日更新

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