11月10日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,106円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。米上院の税制改革案で法人税減税の1年延期見通しが報じられ、下院案との調整が難航する可能性があり、トランプ政権が目指す年内の法案成立に懐疑的な見方が強まった。これを受けて、外為市場でドルが対ユーロで軟調に推移、ファンド筋等の買いで10月20日以来、約3週間ぶりの高値圏に浮上した。米労働省が発表した最新週の新規失業保険申請件数は季節調整済で23万9000件で市場予想の23万1000件を上回る悪い内容だったが、市場には反応を示さなかった。一方、白金は上昇。金の上昇に連動し買われた。ただ、商いは薄く小動きに推移した。

2017年11月10日更新

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