12月15日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,944円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。前日、取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明内容が利上げペースが緩やかになるとのことから、予想されたほどタカ派的な内容にならなかった。この流れを受け金を買う動きが強まり、時間外取引では7日以来約1週間ぶりの高値を付けた。ただ、本日発表された11月の米小売売上高は前月比0.8増加、他の経済指標等が概ね良好な内容となったことで外為市場でドルが対ユーロで上昇。これを受け終盤にかけ金は売られ上げ幅を縮小して引けた。一方、白金は上昇。新規材料のないなか、金の値動きに連動し買われた。ただ、上げ幅は限定的となった。

2017年12月15日更新

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