12月18日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,963円/g

週末のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。米税制改革法案の見方が交錯するなか小幅上昇。この日も新規材料が見当たらない中、14日に米共和党の上院議員2人が税制改革法案の変更を要求し、同法案への支持が不透明な議員の数が増えたことから、トランプ大統領が目指す同法案可決への障害になる可能性が広がったため、金は買われた。ただ、米行政管理予算局(OMB)のマルバニー長官が税制改革法案について、予定通り進んだ場合、早ければ19日と20日に上下両院で採決が行われる可能性があるとの見方を示すと金は売られ、終盤にかけ上げ幅を縮小し、前日比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。一方、白金は上昇。新規材料のないなか、米株価上昇に好感し買われた。ただ、商いは薄く低調。

2017年12月18日更新

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