2月16日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,034円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。米利上げ観測懸念から金は下落。本日発表された1月の米卸売物価指数は0.4%上昇と市場予想と一致したものの、コア指数が0.4%上昇し、伸び率は0.2%予想を上回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを加速させるのではないかとの見方が広がった他、加えて米株価が堅調に推移していることで、投資家のリスク回避姿勢が後退した。ただ、その後発表された米経済指標が、強弱まちまちな内容となったことで買戻され、終盤にかけ下げ幅を縮小して引けた。一方、白金は上昇。新規材料のないなか、一時は金の下落に連動し売られたが終盤、米株価上昇を受けた買いに小幅上昇して引けた。

2018年2月16日更新

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