4月17日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,055円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。朝方は軟調に推移。米英仏3カ国は前週末、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、首都ダマスカス近郊などの化学兵器関連とされる施設3カ所をミサイル攻撃した。アサド政権の後ろ盾であるロシアとの軍事衝突が警戒されていたものの、ロシア側が反撃に出なかったため、シリア情勢をめぐる過度の警戒感が後退し、投資家のリスク回避姿勢が後退し比較的安全な資産として買われていた金は売られた。ただ、トランプ米大統領が通貨安誘導で中国とロシアを名指しで批判したため、ドルが対ユーロで軟調に推移し、終盤にかけ小幅上昇して引けた。一方、白金は下落。新規材料のないなか、引き続き米中の貿易摩擦が重しとなった。

2018年4月17日更新

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