6月5日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,977円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。前週末に発表された米雇用統計が総じて良好な内容となり、米国の年内利上げペースが加速するとの思惑が、引き続き金相場を圧迫した他、イタリア・スペインの政局不透明感の後退による投資家のリスク選好姿勢の強まりが圧迫要因となった。ただ、市場関係者の間では「米中通商協議が不調に終わるとの見方や、欧州連合(EU)、カナダ、メキシコに対する追加関税発動など、米国の保護主義的通商政策に伴う、貿易戦争への懸念から、金は買い戻され、終盤にかけ下げ幅を縮小して引けた。一方、白金は下落。金の値動きに連動し小幅下落して引けた。

2018年6月5日更新

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