6月14日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,013円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。NY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に公表する声明の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂う中、対ユーロでのドル安基調に支えられ小幅高で引けた。その後の取引終了後に公表されたFOMC声明で追加利上げの決定が判明したほか、焦点となっていた今年の利上げ想定回数が計3回から4回に上方修正されたことで金はマイナスに転じた。ただ、声明の内容から年4回の利上げ予想は米経済の成長を減速させ、さらに新興国の経済にも悪影響を及ぼすとの見方を広め、これにより投資家がリスク回避姿勢を強めたことから、安全資産とされる金は買い戻され売り買いが交錯する展開が続いている。一方、白金は上昇。ただ、新規材料に乏しく小動きに推移し商いは低調。

2018年6月14日更新

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