6月21日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,918円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。米利上観測加速感から下落。ポルトガルで開かれている欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムに出席している、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が討論会で段階的な利上げを継続する根拠は強いと発言したことから、FRBによる追加利上げペースの加速が意識され軟調に推移、一時は昨年12月以来約半年ぶりの安値を付けた。その後、欧州連合(EU)は20日、米国による鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置への報復として、米国産品に追加関税を課すと発表したことから、世界的な貿易摩擦激化に対する懸念が強まり、これを受け安全資産としての金は買われ、終盤にかけ下げ幅を縮小して引けた。一方、白金は上昇。朝方は、金の軟調に連動し売られた。ただ、終盤にかけ下がり過ぎによる安値拾いの買い戻しで上昇して引けた

2018年6月21日更新

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