6月22日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,894円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。引き続き米利上げ観測加速感から金は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が20日、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで、「段階的な利上げを継続する根拠は強い」と言及。FRBによる緩やかな利上げの軌道を維持する方針を確認したことから、金利が付かない金を売る動きが優勢となり、一時は昨年12月以来約半年ぶりの安値を付ける3営業日続落して引けた。ただ、トランプ米政権による保護主義的な通商政策に端を発した世界的な貿易摩擦激化に対する懸念が強まり、比較的安全な資産とされる金を買う動きもみられ下げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。金の軟調に連動し売られた他、連日の米株価下落を嫌気した売りに下げ幅を拡大した。

2018年6月22日更新

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