7月10日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,897円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。金の主要需要国である中国人民元上昇を受けた買いやドルが対ユーロで下落に伴い、金が買われた。英国のジョンソン外相が9日に辞任すると伝えられたことに加え、北朝鮮の非核化に向けた米朝交渉の停滞が伝えられたことで、投資家のリスク回避姿勢が強まった。加えて米国と中国が6日、相互に340億ドル規模の追加関税措置を発動し、「貿易戦争」に突入していることも金の支援材料に繋がった。一方、白金は上昇。金の上昇に連動し買われた他、米株価上昇にも好感し買われた。ただ、上げ幅は限定的となった。

2018年7月10日更新

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