7月20日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,829円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で米景気の楽観的な見通しを示し、利上げを継続するとの方針を明らかにしたことで外為市場でドルが対ユーロで上昇し、ファンド筋の売りが先行。一時1210.70ドルまで下落、昨年7月以来の安値を付けた。一方、白金は下落。トランプ大統領が検討を指示した自動車の輸入制限について、関係者から意見を聞く公聴会が開かれた。米最大の業界団体である自動車工業会(AAM)など、参加者の多くが高関税の導入に反対を表明したとみられるものの、輸入制限が実施されれば自動車向け需要が落ち込むとの警戒感から一時800ドルの節目を割り込み、2008年12月以来の安値を付けた。

2018年7月20日更新

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