8月9日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,722円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。米中貿易摩擦激化を受け売り買いが交錯するなか小幅上昇。米通商代表部(USTR)が、中国からの輸入品279品目、160億ドル相当に25%の関税を上乗せする制裁関税の第2弾を今月23日に発動すると発表。これを受け、中国政府も同規模の報復措置を23日に発動すると表明しており、米中貿易摩擦激化への懸念が強まり、中国経済の鈍化で金需要が落ち込むとの見方が強まるなか、安産資産として金を買う向きも見受けられ、売り買いが交錯。終盤にかけ、小幅上昇して引けた。一方、白金は下落。新規材料に乏しく、薄商いが続くなか、米株価下落を受け軟調に推移した。

2018年8月9日更新

まずはお気軽にお問い合わせ下さい
電話:03-3558-0888
Eメール:gold@seiyudo.com

金価格・金価格動向