9月27日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,727円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて模様眺め気分が強まる中、追加利上げが確実視されていることで、金利の付かない金を売る動きが優勢となった。取引終了後に発表されたFOMC声明で、連邦準備制度理事会(FRB)は予想通り政策金利を0.25%引き上げることを決定。ただ、2015年末から続けてきた緩やかな利上げを20年に終了することを示唆したことで、金が買われる場面も見受けられたが、その後、外為市場でドルが対ユーロで上昇すると金も売られ、再び節目とされる1200ドルを割り込んだ。一方、白金は上昇。相場に大きな変動もなく薄商いが続くなか、安値拾いの買いで小幅上昇して引けた。

2018年9月27日更新

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