10月2日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,758円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。貿易摩擦激化に対する警戒感の後退から金は軟調に推移。トランプ米政権は9月30日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉でカナダと合意したと発表したことを受け、世界的な貿易摩擦激化に対する懸念が後退したことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全な資産として買われていた金を売る動きが強まり金は軟調に推移。ただ、トランプ米大統領は1日、中国との通商問題を巡る協議は「時期尚早」と考えていると述べたことで、米中間の貿易摩擦激化に対する懸念が広がり、再びリスク回避姿勢が強まりから、買戻しも見受けられ下げ幅は限定的となった。一方、白金は上昇。朝方は金の軟調に連動し売られた。しかし、終盤にかけ米株価上昇を受けた買い戻しに反発し小幅高で引けた。

2018年10月2日更新

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