10月29日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,834円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。世界的な株価下落を受け、金は買われた。アジアや欧州の株価が軟調となったことに加え、米株価も企業業績の先行き不安などを背景に大幅安となるなど、世界的な株安が再燃していることで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金は買われた。外為市場でドルが対ユーロで軟調となり、ドル建てで取引される金の割安感が広がり、一時は7月13日以来約3カ月半ぶりの高値を付けた。米中「貿易戦争」やサウジアラビアをめぐる地政学的リスクなどに対する警戒感も買い要因に繋がった。一方、白金は上昇。新規材料のないなか、金の上昇に連動し買われた。

2018年10月29日更新

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