12月10日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,924円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。冴えない米経済指標の発表を受け金は上昇。本日発表された11月の米雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門就業者数が市場予想を下回った。加えて、物価上昇の先行指標として注目される平均時給は市場予想と一致したものの、全般的にさえない内容となったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による来年以降の利上げペースが鈍化するとの観測が浮上したほか、米株価の大幅安を受け、安全資産としての金は買われた。7月11日以来約5カ月ぶりに1250ドル台に上昇した。一方、白金は上昇。金の上昇に連動し買われた。しかし、米株価大幅下落を受けた売りに押され、前日比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。

2018年12月10日更新

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