12月17日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,912円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。本日発表された12月のユーロ圏製造業PMI(購買担当者景況指数)速報値が予想を下回ったことに加え、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、欧州連合(EU)首脳に対し、ユーロ圏の成長が鈍化していると懸念し、改革を進めるよう要請。これを受けユーロが対ドルで軟化。相対的な割高感から売りに押された。しかし、11月の中国小売売上高や鉱工業生産が下振れとなり、中国経済の先行き懸念から欧米株価が下落したため終盤にかけ、安全資産としての金は買われ下げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。金の下落に連動した他、米株価大幅下落を受けた売りに押され下げ幅を拡大した

2018年12月17日更新

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