2月18日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,094円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。米中両政府は北京での閣僚級通商協議を終了。声明で「進展はしたが多くの課題が残った」としたさえない内容としながらも、来週には協議を再開すると明らかにした。これにより米中貿易摩擦解消へ向け両国の歩み寄りに期待が広がったことも安全資産とされる金の魅力が薄れる場面もあったが、その後、トランプ大統領の公約であるメキシコ国境の壁建設実現のための国家非常事態宣言を発表し、これを受け安全資産としての金を買う動きが先行し上昇した。非常事態宣言については今後の米議会の動向に注目。与野党の対立激化も懸念材料になり金相場の買いが先行する流れとなった。

2019年2月18日更新

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