3月7日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,038円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は8営業日ぶり小幅反発。外為市場は、111円台後半で手掛かりなくもみあいの展開。市場は米中貿易交渉が既に最終合意を目指す為、首脳会談が今月にも開催されるとの報道を織り込み済みで様子見ムードが広がり、111円台後半での推移。NY金は安値拾いの買いや、株価の軟化を背景に反発した。前日まで7営業日下落し、1か月半ぶりの安値を推移していた反動もあり、この日は安値拾いの買いが入った。また、米株価が下落したことや、ドル対ユーロでドルが弱含んだことも相場の支援材料となった。ただ、米中貿易交渉の行方や週末に控える米雇用統計に注目が集まる中、市場は様子見ムードで上値も限定的となった。

2019年3月7日更新

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