3月22日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,074円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が前日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明は、今年の利上げ回数を2回から0に下方修正し想定よりもハト派的な内容となった。これを受け円高ドル安が進行し一時110円台前半まで進んだ。ただ、本日発表の米経済指標が総じて良好だったことが円高ドル安の流れを一服させ110円台後半の取引となった。NY金は、FRBが前日のFOMC終了後に、年内の利上げを見送る見通しを発表。今年2回の利上げを想定していたものの、景気減速懸念を強め、金利変更を急がない姿勢を強調。これを受けて、金利を生まない金は買われ上昇した。ただ、この日発表の米経済指標が堅調な内容だったことからも、安全資産の金の需要が減退し上げ幅を削る展開となった。

2019年3月22日更新

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