5月24日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,938円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。注目されたFOMC議事要旨では、利下げの必要性に言及する意見は出なかったことが明らかになったが、金相場への影響は限定的だった。ただ、米政府がハイクビジョンとの取引制限を新たに検討しているとの報道により、米中貿易戦争が激化するのではないかとの懸念が再燃。世界的に株安が進行する中、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全資産とされる金が買われ続伸となった。また、ドルが対ユーロで軟調に推移。ドル建てで取引される金に割安感が生じたことも支援材料となった。一方、白金は2日連続の下落。節目となる800ドルを割って引けた。

2019年5月24日更新

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