6月12日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,043円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は小幅反発。トランプ米政権が10日から予定していたメキシコ産品への制裁関税発動を無期限に見送ると表明。加えて、対中追加関税の発動も棚上げにする可能性があるとの楽観的な見方も一部で浮上したことから、安全資産とされる金には下押し圧力がかかった。また、最近の上昇基調を受けた利益確定の売りも加わったため、金は早朝に一時1,323.60ドルまで下落した。ただ、売り一巡後は買い戻しが活発になり、FRBによる早期利下げ観測の高まりが金利を生まない資産である金を下支えした事もあり、小幅ながらプラス圏を回復して引けた。

2019年6月12日更新

まずはお気軽にお問い合わせ下さい
電話:03-3558-0888
Eメール:gold@seiyudo.com

金価格・金価格動向