6月17日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,086円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は小幅続伸。米中貿易戦争の長期化懸念や米イラン間の軍事的緊張などを背景にリスク回避姿勢が強まり、安全資産としての金買いが先行。FRBによる利下げ観測が広がっていることも引き続き金利を生まない資産である金には支援材料となり、一時1年2ヶ月ぶりの高値となる1,362.20ドルまで上昇した。ただ、米商務省が発表した5月の小売売上高が堅調な内容だったことから、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金に割高感が生じたため、上げ幅を縮小した。

2019年6月17日更新

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